Dancer, Choreographer Rina Kato

プロフィール Profile

かとう りな

2000年生まれ。東京都出身。
平井允浦、久能木晶子に師事。
4歳から児童舞踊を経てモダンダンスに触れ、大学入学時にコンテンポラリーダンスに出会う。日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース卒業、卒業時には卒業制作で芸術学部長賞を受賞。在学時には学科有志とともに公演『グッデイ!』を旗揚げする。主宰として振付作品の上演と共に、公演のプロデュースにも積極的に参加する。また2021年、コロナ禍の社会を題材にした作品『昨今』が第53回埼玉全国舞踊コンクール創作舞踊部門第2位を受賞。

現在は日本大学大学院芸術学研究科舞台芸術専攻に在学中。大学院では主に「開かれる舞踊作品ーコミュニケーション・プラットフォームとしての舞踊」をテーマに、「ダンス」と「観客」との関わり方や、より身近に親しみを込めて楽しんでもらうにはいかなる制作アプローチがあるのだろうかー?ということを探り、そのダンス研究の一貫として、北千住BUoYなどで作品を発表する傍ら、舞台のみに囚われず、葛飾区金町南口商店街主催「金町フェスタ2022」では地域の人に向けたちびっこ参加型野外ダンスパフォーマンスや、文化庁後援現代舞踊協会主催「アウトリーチProject:劇場外での実践と地域へのコミットメント」に参加、代々木公園にて路上ミュージシャンとコラボレーションしたゲリラパフォーマンスなども行い、ふと道ばたを歩いている人も観られるような”第四の壁”を限りなく薄くした制作にもトライする。

直近の制作「 」では上記の活動の経験を活かしながらあえて「劇場」に立ち返り、「プロセニアムアーチをいかに超えていくか」を軸に舞台上でのダンス作品発表を行う。

今後は自らの制作活動も行いながら、ダンサーとしての出演経歴を積極的に重ねていき、より多層にわたる制作アプローチを追求していく。

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